- 象徴
- キツネ 人を化かし、化かされる駆け引きの物語に欠かせないキツネは、相手の言葉に手玉に取られることを楽しむ罵倒中毒の、ひねくれた遊び心を表しています。
- そそられるもの
- 冷たい視線、ため息まじりの「まだ?」、上から目線の敬語、辛口レビュー
- 萎えるもの
- ただの悪口、ガチの人格否定、遠慮して何も言ってくれない相手
Outer face
外の顔としての罵倒中毒
人から見える罵倒中毒のプレイスタイル――キツネのように
人前では、化かし合いを楽しむキツネのように、ツッコまれ上手でいじられ役が似合う人として見られがちです。軽くなじられると、なぜかうれしそうに笑い返すので、周りは「この人、Mっ気あるな」とすぐ気づきがちです。打たれ強く見えるのに、言葉のチョイスにはやたら敏感なのがこのタイプのキャラです。
罵倒中毒は、言葉そのものに反応するMです。触れられることより、どんな声色で、どんな言い回しでなじられるかが大事。決まった台本より、その場で飛んでくる予想外の一言に弱く、ツボに入ると一瞬で落ちてしまいがちです。とはいえ、なんでもいいわけではありません。相手との信頼があってこその「ごっこ」だからこそ燃えるのであって、本気の悪意には普通に傷つきます。言葉の解像度が高いぶん、刺さる言葉と刺さらない言葉の好みははっきりしているかも。いじられキャラの奥に、繊細なグルメが隠れているタイプです。
Inner face
内の顔としての罵倒中毒
内の顔が罵倒中毒の人が求めているもの
内の顔が罵倒中毒の人は、外でどんな顔を見せていても、妄想の中では冷たい言葉を浴びせられる場面を何度も再生しています。見下される一言、呆れたようなため息。その温度の低さに、頭の芯がじんと熱くなるのです。
罵倒中毒の内側が求めているのは、信頼している相手からの、狙いすました冷たい一言です。誰も何も言ってくれない、遠慮ばかりされる状況には、内心でじれったさを感じがち。逆に、遊びと本気の区別がつかない相手の言葉には、思った以上に削られてしまいます。
魅力と、その裏返し
魅力と弱点は、同じ性癖の表と裏
魅力言葉ひとつで大きく反応するので、責める側が楽しくなる
裏返すと反応が大きいぶん、相手がエスカレートしすぎることがある
魅力その場の流れや即興の煽りに、ノリよく乗れる
裏返すとノリで受け入れて、あとから地味に落ち込むことも
魅力どの言葉が刺さるかを自分でよく知っている
裏返すと好みがはっきりしすぎて、外れた言葉に一気に冷めがち
相性とパートナー
罵倒中毒と噛み合う相手
相性がいいのは、語彙が豊かで、遊びと本気の線引きがはっきりしている相手。言葉責めの悪魔とは、言葉のラリーだけで一晩もちそうです。パートナーとしては明るくノリがいい一方、傷ついたことを笑ってごまかしがちなので、終わったあとに「今日のどうだった?」と聞いてくれる相手だと長続きしやすいでしょう。
ふだんの生活では
罵倒中毒の性癖が、日常ににじむとき
日常では、辛口フィードバックを笑って受け止められる伸びしろの塊。厳しい先輩の指導ほどなぜか張り切るので、職人気質の現場で可愛がられがちです。レビューで赤字だらけの資料が返ってくると、落ち込むより先にちょっとテンションが上がっているかも。
もっと楽しむために
同意・セーフワード・アフターケアと、外と内のずれ
罵倒は、終わったあとの甘い一言とセットで完成します。セーフワードを決めておき、プレイが終わったら「さっきのは遊びだよ」と抱きしめてもらう時間まで含めて楽しんで。アフターケアがあるからこそ、次はもっと思い切って落ちていけます。
外の顔と内側の欲のずれは、「言われたい言葉」と「これだけは言われたくない言葉」を先に共有するだけで小さくなります。NGワードのリストは、ムードを壊すどころか、相手を思い切らせる最高の燃料です。
近い性癖
1つの軸だけが違う4タイプ
言葉責めの悪魔 ― カラス SALW
違うのは「S/M」の向きだけ。罵倒中毒は「受け(M)」、言葉責めの悪魔は「攻め(S)」に傾いています。罵倒中毒の受け(M)っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
痛覚ジャンキー ― アライグマ MDLW
違うのは「燃えどころ」の向きだけ。罵倒中毒は「妄想」、痛覚ジャンキーは「体感」に傾いています。罵倒中毒の妄想っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
羞恥ロマンチスト ― タンチョウ MAHW
違うのは「温度」の向きだけ。罵倒中毒は「冷徹」、羞恥ロマンチストは「甘々」に傾いています。罵倒中毒の冷徹っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
契約奴隷 ― フクロウ MALG
違うのは「ペース」の向きだけ。罵倒中毒は「衝動」、契約奴隷は「調教」に傾いています。罵倒中毒の衝動っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
心理戦系の仲間
妄想 × 冷徹:言葉とルールで、心を責める・責められる