- 象徴
- 気球 ふわりと高く舞い上がり、なかなか地上に降りてこない気球は、相手の気持ちを持ち上げたまま焦らし続ける焦らしの魔術師の手口そのものです。
- そそられるもの
- 寸止め、意味深な既読スルー、耳元のささやき、相手のおねだり顔
- 萎えるもの
- せっかちな相手、ネタバレ、ムードを無視して一直線に進む展開
Outer face
外の顔としての焦らしの魔術師
人から見える焦らしの魔術師のプレイスタイル――気球のように
人前では、ふわりと浮かぶ気球のように、柔らかく優しい雰囲気なのに、いつの間にか会話の主導権を握っている人として見られがちです。思わせぶりな言葉や意味深な笑顔で、相手をドキドキさせるのが得意です。甘い顔をしているのに、肝心なところでは何があっても答えをくれないのがこのタイプのキャラです。
焦らしの魔術師は、期待をあおって相手をとろけさせるSです。痛みや命令で追い詰めるより、「まだ」「もう少し」で相手の気持ちを宙に浮かせておくのが好きなタイプ。ゴールそのものより、そこへ向かう途中の高まりにこそ価値があると思っています。根は甘々なので、焦らした分だけ最後はしっかり満たしてあげたいと考えがち。展開はその場の空気を読んでアドリブで変えるので、相手は次に何が来るかまったく読めません。ただ、焦らしの加減を一歩間違えると、相手がとろける前に冷めてしまうことも。魔法は、タイミングがすべてです。
Inner face
内の顔としての焦らしの魔術師
内の顔が焦らしの魔術師の人が求めているもの
内の顔が焦らしの魔術師の人は、外でどんな顔を見せていても、妄想の中では相手を「あと少し」の状態に置き続けています。期待でふくらんだ表情、待ちきれずに漏れる「お願い」。そのとろけていく過程を、甘く、ゆっくり眺めていたいのです。
焦らしの魔術師の内側が求めているのは、自分の焦らしに素直に反応してくれる相手です。せかされたり、ムード無視で結論を急がれたりすると、内心で一気に興ざめしがち。逆に、焦らしても反応が薄いと、ついもっと引っぱってしまうかもしれません。
魅力と、その裏返し
魅力と弱点は、同じ性癖の表と裏
魅力期待を高める演出がうまく、相手の気持ちを最大まで盛り上げられる
裏返すと焦らしを引っぱりすぎて、相手が本気でしぼんでしまうことがある
魅力その場の空気を読み、展開を自在に変えられる
裏返すと気分で展開を変えすぎて、相手が置いてけぼりになることも
魅力甘さを忘れないので、焦らされても相手が安心していられる
裏返すと甘やかすタイミングを逃して、優しさが伝わりにくくなりがち
相性とパートナー
焦らしの魔術師と噛み合う相手
相性がいいのは、待つことを楽しめて、反応が素直な相手。放置プレイ志願者や羞恥ロマンチストとは、焦らしととろけのリズムがぴったり合いそうです。パートナーとしては甘く刺激的ですが、恋の駆け引きまで焦らしすぎて相手を不安にさせることも。大事な気持ちだけは、焦らさずにまっすぐ伝えてあげてください。
ふだんの生活では
焦らしの魔術師の性癖が、日常ににじむとき
日常では、期待をあおるのが得意なプロモーション上手。新商品の情報を小出しにしたり、プレゼンで結論を最後まで引っぱったりして、場をわくわくさせます。サプライズ企画も大好き。ただ、焦らしすぎて上司に「で、結論は?」と詰められることもしばしばかも。
もっと楽しむために
同意・セーフワード・アフターケアと、外と内のずれ
焦らしをもっと楽しむなら、相手がいつでも止められるセーフワードと、最後にたっぷり満たしてあげる時間をセットにしましょう。焦らしは同意があってこそ甘い魔法になります。終わったあとは、「よく我慢したね」と抱きしめるところまでがあなたのショーです。
外の顔と内側の欲のずれを縮めるコツは、相手の「もう無理」のサインを事前に聞いておくこと。限界の位置がわかっていれば、その一歩手前ぎりぎりまで、安心して焦らせます。
近い性癖
1つの軸だけが違う4タイプ
羞恥ロマンチスト ― タンチョウ MAHW
違うのは「S/M」の向きだけ。焦らしの魔術師は「攻め(S)」、羞恥ロマンチストは「受け(M)」に傾いています。焦らしの魔術師の攻め(S)っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
お仕置き魔 ― コンゴウインコ SDHW
違うのは「燃えどころ」の向きだけ。焦らしの魔術師は「妄想」、お仕置き魔は「体感」に傾いています。焦らしの魔術師の妄想っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
言葉責めの悪魔 ― カラス SALW
違うのは「温度」の向きだけ。焦らしの魔術師は「甘々」、言葉責めの悪魔は「冷徹」に傾いています。焦らしの魔術師の甘々っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
溺愛管理人 ― ゾウ SAHG
違うのは「ペース」の向きだけ。焦らしの魔術師は「衝動」、溺愛管理人は「調教」に傾いています。焦らしの魔術師の衝動っぽさがゆるんだときの姿として読むと、自分の別の性癖が見えてくるかも。
妄想ロマン系の仲間
妄想 × 甘々:シチュエーションと甘い支配に酔う